2017年1月26日木曜日

[火曜討論会2016] Nature Podcast(2016/01/07) Extreme crop damage

担当:佐藤(広)
参加者:7名

音源:
http://www.nature.com/nature/podcast/index-2016-01-07.html

元論文:
Influence of extreme weather disasters on global crop production
http://www.nature.com/nature/journal/v529/n7584/full/nature16467.html

概要:
干ばつ, 洪水, 極端な気温といった気象災害がglobal scaleで作物に与える影響の定量化.
干ばつ, 高温がproductionを低下させ, 洪水と低温は有意差無し.
これは, 洪水と低温が発生する地域や時期が原因だと推測.
まだ, 干ばつがyieldとharvested areaを低下させるのに対し, 高温はyieldのみ低下.
これは災害の継続時間が原因だと推測.

議題:
役に立つデータベースとは

■ データベースが使いづらいケース
・ ソート機能が無い
 → rawデータさえあればいい?
  → 他のデータベースのデータを使っていると面倒
・ 開発者が自分で使わない
・ Web上で中身を確認できない
・ UIが気に入らない
・ データベースの独自IDがある
・ データベースのコンセプトが分からない

■ データベースを使う側が欲しい機能
・ formatだけでも知りたい
・ Summaryが見たい
 → データ数, 各カラムの分布, 最終アップデート日など
・ データの精度と計算方法が知りたい
・ データベースの構築手順を公開して欲しい
 → 再解析ができる

データベースの作成ガイドラインがあればいい?
 → データベースを使う対象を実験屋さんと情報科学屋さんで区別した方がいい

まとめ:
 様々な意見があったが, 情報科学屋さんとしてはrawデータが手に入り, DBの再解析できれば最悪なんとかなる.

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