2016年11月2日水曜日

細胞の分子生物学 第17章 細胞周期 第1〜6節

担当:栗本
参加者:7名

<概要>
第1節:細胞周期にはDNAの倍加が行われるS期と有糸分裂・細胞質分裂が起こるM期、そしてそれぞれの間にG1期G2期という間期の4つの時期がある。
第2節:制御系はスイッチのオン・オフで機能し、スイッチが入れば事象は100%始まり、後戻りはできない。この制御系の中心成分はサイクリン依存キナーゼである。
第3節:DNA倍加は極めて正確に複製され、かつ、全ヌクレオチドの複製を1回に限定されなければならない。
第4節:有糸分裂は有糸分裂紡錘体が実行し、姉妹染色分体を引き離し、娘核に詰め込む。紡錘体形成は微小管を二極性に配列される能力と安定化させる能力に大きく依存している。
第5節:分割が終わると分裂溝の細胞膜がくびれて中央体を形成するが、微小管が発するシグナルで収縮環の位置が決まる。
第6節:器官や体の大きさはおおむね全細胞数と細胞の大きさによって決まり、動物は器官や組織の細胞の全容量を何らかの方法で測り、制御している。

<議題>
自らの意思で細胞の制御を行えるか?

自分の意思で制御したいこと
◯ 起きる時間
 →自己催眠、プラセボ効果、自律神経系を鍛える
◯ 太る・痩せる
 →自己催眠、プラセボ効果
 →脂肪合成をコントロールできれば
◯ ゆっくり消化する
 →まず脂肪にして、お腹が空いた時に脂肪から分解するようにしたい
  →体温を維持するため
  →筋肉から分解すると基礎代謝が下げられる(?)
  →脂肪は分解・輸送が大変そう(?)
◯ 髪・爪の伸びる速さ(髪の色を変える)
 →フィードバックがないため、適正長さがわからない
◯ 痛み・かゆみの感覚
 →脳の状態による(事故の時など痛い意味がないので感じない)
◯ 体温調節
 →筋肉を動かす
 →ミトコンドリアに穴を開ける(冬眠時に行っている方法)

制御にかかる時間も問題。
ホルモンを自分で制御できるとしても、制御に時間がかかりすぎる

<まとめ>
自ら制御するのは難しいと考えていたが、ホルモンレベルでは意外と制御?している事例があるように感じた。結論としては自己催眠の可能性に依存しているのではないか、ということになった。

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