2016年5月10日火曜日

細胞の分子生物学 第8章 タンパク質,DNA,RNAの操作 1~5節

担当:加賀谷
参加者:10名

概要

  • 細胞をばらばらに分離して精製することで、様々な分析に用いることができるようになる。また、ハイブリドーマは、均一なモノクロナール抗体を無限にエル手段として広く利用されており、抗体は医療を含めて様々に用いられる。
  • タンパク質の多くは、他のタンパク質との相互作用によって働くため、相互作用を調べることは重要であるが、その手段は様々である。構造が似たタンパク質は機能も似ていることが多いため、データベースで検索するなどして予測できる。
  • DNAを分析・操作する技術を用いると、調べたい生物についての遺伝子の同定・単離・塩基配列の決定が可能になり、それらの遺伝子の産物タンパク質をチア量に生産させて、研究や医療など様々に利用することができる。
  • 遺伝学と遺伝子工学によって、細胞や遺伝子機能などを知ることができるようになった。特定の遺伝子を破壊することで、その機能を知ることができるし、マイクロアレイなどによって遺伝子の発現を大規模に調べることもできる。


議題

精神的な特徴は遺伝要因なのか環境要因なのか?

精神的な特徴とは?

  • 考え方
    • ポジティブ or ネガティブ
    • クリエイティブか (創造性が高いか?)
  • 社交性
  • 気性

環境の影響は年齢によって異なる?

  • 年齢が高いほど影響を受けにくくなる傾向?
遺伝によって環境が変わる?
  • 遺伝に左右される表現型がそもそもの環境に影響を与えている?
    • 足が早いとか
    • イケメン?とか?
環境で変わる?
  • 親の教育
  • トラウマ
  • 置かれている立場
    • 例えば『囚人と看守』の実験など
  • 長男かどうか
  • 生まれた月
    • スポーツ選手は4-6月生まれが多いらしい

まとめ

僕の中では、『遺伝によって環境が変わる』説がかなりしっくり来た感じがした。そもそも遺伝要因と環境要因を分けにくいという印象があるが、これらは実験においては一卵性双生児の協力を得て検証されるのだそうだ。
 また、議論の中ではクリエイティブ性と精神疾患に関連した遺伝子変異の話や、その中でセロトニンに関連した機能が関わっているという話などが出た。




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