2016年4月19日火曜日

細胞の分子生物学 第4章 DNA,染色体,ゲノム第1~5節

細胞の分子生物学 第4章  DNA,染色体,ゲノム第1~5節

担当:田河
参加者:10名

概要:

1.DNAの構造と機能
DNAとは...
  • 4 種類のヌクレオチドからなる2 本の長いポリヌクレオチド鎖でできている
  • 塩基はアデニン、シトシン 、グアニン、 チミンの4種類
  • 人の遺伝子は24000種類のタン パク情報を担っている
2.染色体DNAとそのクロマチン繊維への詰め込み
長いDNAをどのように格納しているか→染色体、クロマチン
殆どの真核生物にはジャンクDNAが存在
ヒトのゲノムの長さは比較的短い→1遺伝子あたりの塩基数は大きい


3.クロマチン構造の調節
蛋白構造を受け継ぐ→クロマチン構造→遺伝子発現をコントロール

4.染色体の全体構造
標準的なヒト染色体は直径が30 nm の繊維だが長さは0. 1 cm もある。

5.ゲノム進化の仕組み
突然変異に選択圧がかかることで進化が進む
変異の主な例 : SNP


議題:ヒトは特別な存在か?

特別と言えそうなもの
  • 知性
  • 精神→動物でも鬱になる
  • 手を使う
  • 笑う→霊長類で笑う生物あり
  • 自殺→先見性がないと自殺しようとは思わない→知性に近いか
  • 自他の区別→カラスや霊長類は可能か
人間らしい知性とは
  • 言語、文字(後世に何かを伝えるツール)、芸術
  • 感情移入→ゾウやサルは仲間が死んだ時に悲しむしぐさを見せる

まとめ
特別と言えそうな要素はいろいろ上がったが、実は他の動物でも同じような要素を持ったものが案外存在し、それを考慮すると人間だけが特別かは断定できない
しかしながら自殺においてはそれに類する行動を行う動物は議論中には存在を確認できず、これは自殺を考えるために必要な先見性が他の動物に 存在しないからであると考えられ、他の動物と一線を画す要素の可能性がある

 

 

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