2016年2月10日水曜日

[火曜討論会2015] Nature Podcast(2015/8/13) Chemical containment

担当:池野
参加者:9名

元論文:
Dosage delivery of sensitive reagents enables glove-box-free synthesis
Aaron C. Sather, Hong Geun Lee, James R. Colombe, Anni Zhang    & Stephen L. Buchwald; Nature 524, 208–211 (13 August 2015)

議題:
個人の技量によらない実験手法

■機械
×予算がかかる
×応用が効きにくい
△精度の限界
◯再現性が高まる
◯自動化

■人間
◯応用を聴かせることが出来る
×精度・感覚が人それぞれ
⇔◯職人技
×自動化

■個人の技量によらない実験手法のためのアプローチ
・なるべく工程を外注・外部モジュール化する
⇒その先に自動化がある?
・器具を扱いやすくして個人差をなくす
・試薬の量を細分化して保管・販売
⇒コスト高い?
・人間型の実験ロボットの推進(進行中)
     ・人間型であることに意味がある
          ・今までの施設、器具がそのまま使える
     ・学習したプログラムを複製・販売できる
          ・◯再現性
・VRによる練習・補助など
・実験器具のIT化(センサー搭載など)


まとめ:
人間が頑張る方針と、機械に置き開けていく方針は一長一短である。
現在人間型の実験ロボットの研究も進んでおり、実現すれば実験の再現性が取りやすくなるのではないか。

ただ、個人の技量によらない実験手法は、時間や費用のコストとのトレードオフである。


 

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