2015年11月18日水曜日

[火曜討論会2015] Nature Podcast(2015/5/14) Collision course

担当:安澤
参加者:10人

概要

Bs0、B0中間子のμ粒子への崩壊頻度の測定は、標準モデル拡張の手がかりになる。LHCでの実験データを解析した結果、この崩壊を示す統計的有意な証拠を初めて観測し、その結果は標準モデルと矛盾しなかった。LHCの更なる成果に期待。

議論点

生物学における大規模実験
  • 生物学の分野で(LHCのような)大規模実験をするとしたら何ができるだろうか
○LHCの規模について
  • CERNおよび国際的な実験グループによる運用
  • スイス・フランスの国境地下に建設
  • 全周約28km (参:山手線…34.5km)
  • 建設費…約1兆円
  • 維持費…約1200億円 / 年
 (参考として京の場合)
  • 構築費…1120億円
  • 維持費…80億
○生物学で大規模実験をやるとしたら
  • 土地的・施設的な規模
    • 外界と(長時間)隔離できる環境
    • 環境を操作できる空間
  • 計算機
    • MD用などに特化したスパコン
    • 脳シミュレータ
  • その他
    • テラフォーミング 
      • 失敗した場合のリスクはあるだろうか
    • 成長の速い細胞(生物)
    • 深海探査
    •  海底・宇宙での生物実験
    • ヒトゲノムをいっぱい読む
      • 全ゲノムの場合1人あたり30万円として1兆円だと約330万人
        • 中途半端な感じが
        • 仙台市で約100万人
    • 原子生命を再現する実験

まとめ

領域としての規模、対象としての規模があるがやはり予算としての規模が効く。
1兆円という規模は感覚として掴みにくい。

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