2015年6月12日金曜日

[火曜討論会2015]Nature Podcast(2014/11/27) Cost-effective cooling

担当:安澤
参加者:9人

概要

電力の不要な受動的冷却法はエネルギー問題に影響を与えうる。太陽光の97%を反射しつつ大気の窓による放射冷却を行う装置を開発し実証実験を 行った結果、直射日光下で装置の温度を外気温より5℃低く保てた。宇宙が熱力学的資源となる可能性。

議論

大規模な冷却システムに水は使えないのか

○水の入手方法
  • 海水
    • 例:原子力発電所など
    • そのままでは使いにくい
  • 地下水
    • 例:小雪パイプ
    • 枯渇する可能性がある
      • 地盤沈下などの原因になる可能性
    • 鉄分により錆びる
  • 水道
  • 雨を降らす
    • ヨウ化銀を撒くなど(中国などで先例)
      • 湿度が高くなる
      • 持続させるのは困難なのでもっと大規模な気候操作がよさそう
  • 生成する
    • 水素を使用する社会ならありうるかも(電気自動車など)
◯街を冷やす場合の問題は?
  • 水の運搬エネルギー
    • 水道を使うとしてコスト的にどうなのか
  • 水が存在するだけでも利点があるのでは
    • 打ち水
    • 池など
    • 霧を撒く機械(ドライミスト
      • 湿度が低いほうが有利
      • 雨水を溜めておくだけでよさそう
◯その他
  • 地球の反対側と熱交換できたら…
  • 冬の冷気を取っておく取り組み(例:雪室

まとめ

全てを水を用いた冷却でまかなうのは困難に思われるが、応用の余地は大いにあると考えられる。

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