担当:佐藤(壮)
参加者:9人
概要
文化的規範は忠実度の高い学習による行動が社会ネットワークを介して伝達されたとき生じる。野鳥に採餌法を学習させ、集団内での拡散・確率・伝承を観察した結果、集団内での新規採餌法への偏重が見られ、社会的同調の強い影響力が明らかになった。http://www.nature.com/nature/journal/v518/n7540/full/nature13998.html SS
議論点
種の生存に不必要な行動の伝播は可能か
生存に不必要な行動とは?
利益のない行動、本能が全く関係しないような行動
ヒトはなぜ一見不必要な行動を取るのか?
突き詰めると全部本能ではないのか
例)九官鳥が人の声を真似るのは不必要?
(求愛行動、擬態行動) 本当に生存に有利な行動か?
火に飛び込む虫(光)
同性愛、模倣
ある時点で不必要な情報でも残る可能性がある?
何らかのポジティブな要因と結びつかないと伝承されない?
→逆にある時点ではプラスな情報でも、時間が経つとマイナスになるかもしれない
快・不快を感じられれば短期的伝承、一時的な定着が可能
快・不快を感じられるかどうか
できる :鳥 ヒト サル etc
できない :昆虫 etc
神経的に快・不快を感じられなくても、快・不快を何らかの入力として与えられた時判断するようなシステムは下等な生物でも存在する。
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