2015年5月20日水曜日

[火曜討論会2015]大学生物の教科書 21章 地球上における生命の歴史

担当田河
参加者9名
 

概要
・地球上における生命の歴史を知る上で化石は重要な情報源であり、現在までにその化石の生きていた年代を正確に特定できる方法がいくつも生まれた
・様々な要因によって地球の環境は時代を経るごとに変化しており、その都度種の大量絶滅や新たな種類の生物が登場した



議論:

 環境の変化に対して柔軟な(強い)生物とはどんなものか

現在環境の変化に対して強い生物はいるか
→クマムシ、ゴキブリ(寒さには弱い?)、肺魚(乾眠)
体が小さいほうが生命維持エネルギーが少なくてすむので有利そう
 
環境の変化というのもどのくらいのレンジで考えるべきなのか
→現在も長い目で見れば寒冷の時期。よってゴキブリも実は寒さには強い?

環境変化の少ない場所で生活することで生き残る種もいる
 →シーラカンス

そもそも種として生き残れば良いのか?
→プラナリア(体を分割できる)
・種として生き残れば良いのであれば数が多く、進化速度の早いもの(単細胞生物等)が有利
・人間も知識や科学を用いれば種としての適応力があるとも言える

 
●まとめ
環境の変化に強いと一言に言っても種として生き残れば良いのか、個別に強いほうが良いのかが大きな疑問として上がった。
長期的な生存を考えるとやはり種として環境変化に強いほうが自然で、その場合では種の多さ、進化速度が他を比べて圧倒的に早い小さな生物(単細胞生物等)が環境変化に対してかなり柔軟ではないかという結論になった。
 
環境の変化の少ない場所に棲息することで絶滅を回避するシーラカンスのような生き物もおり、様々な生存戦略が存在することもわかった。

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