2015年2月17日火曜日

[MBC2014] Nature Podcast(2014/09/11) King of the swingers

担当:小澤
参加者:8名

概要:
テナガザルのゲノム解析から,種特有トランスポゾンがもつゲノム可塑性を示唆

議論:
系統樹の正当性の考え方


過去は,表現型から系統樹を考えていた
今は,遺伝型から系統樹を定量的に考えることができる

2つの系統樹の間に生まれるギャップをどのように解釈するか


そもそも系統樹とは?
・利用目的によって作り方が違う 使用する種
 祖先の種や年代の推定が可能

・主に最尤法によって計算される
・計算の上で,知識による定義が使われる(分子時計など)

・有根と無根の2種類がある (起源がわかるかどうか)


昔は,表現型から,感覚的な区分しかできなかった
遺伝型からの推測が可能になり,(系統樹内の)葉がもつ配列の進化の歴史が見える
- その上で,変化に対する解釈には,地理的変動などの過去の背景知識が必要
- 最尤法による計算のため,偶発的な同座位への変異経過が見えなくなってしまう
   -> 遺伝型の違いを見るのには問題はないが,進化プロセスを見る点では問題がある

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