2015年2月10日火曜日

[MBC2014] Nature Podcast(2014/08/21) What lies beneath

担当:小舘
参加者:9名

リンク:http://www.nature.com/nature/podcast/index-2014-08-21.html

概要:
南極の氷の下に存在する液体の水を直接採取したこと、その微生物学的解析を初めて行ったことについて述べられている。

議題:環境と生物多様性との関係
→厳しい環境に置かれると、生物の多様性はどうなるのか?


★話題1:環境の厳しさと多様性に関係はあるか

●厳しさ=選択圧の強さ だろう
→厳しくなるほど多様ではなくなるのでは?

●厳しくなるプロセスが大事?
・だんだん厳しくなっていく:適応していって多様になる
・一気に厳しくなる:(少なくとも一時的に)多様性はなくなる

●カンブリア爆発:一気に多様化?
・(仮説)目が出来たことによる(それさえあればよい)


★話題2:どういう条件が効いてくるか

●環境の厳しさ ⇔ そこでの生き方(ニッチ)の少なさ
→多いほど多様化

●安定には生き残らない→多様化

●今回の解析:約4,000種の細菌・古細菌
・栄養乏しい
・太陽光届かない
・炭素成分を食べて生きている
(4,000という数字は大きいのか小さいのか?)

●そこに適応するなにかがあれば多様化?

●栄養源からの距離が効くのでは?


まとめ:
南極氷底湖という非常に厳しい環境の生態系という話題から、環境の厳しさと生物との関係という議題が出た。他の厳しい環境下での生態系も調べて比較すると面白そうである。

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