2015年1月6日火曜日

[MBC2014] 24 病原体, 感染, 自然免疫

担当:小舘
参加者:8名

節の概要:
感染症の原因である病原体とその仕組み、対抗策のひとつである自然免疫について述べられている。

議論点:
ウイルスの環境への対応力を逆に利用する方法について

ウイルス:進化速度速い
・追従性
・mutation rate
→薬へ応用?


★ウイルス療法
・がん、脳腫瘍(膠芽腫)→既に試されている。
 がんの種類に対してウイルスの進化速度を利用できないか?
 免疫系みたいなことをさせる 元の免疫系とタッグできると良し?
・ホストへの特異性が大事
・通常細胞にも感染してしまうのでは?
 →免疫系に見つかりやすくする手法(見つかりにくくする機能を阻害)
  免疫系とのバランスが大事だろう。
  役目を終えたら自決してくれれば良いのだが。


その他の話題:
・ドラッグデリバリー 任意のターゲットへ感染
・ファージ療法もある(抗生物質の代わり)
・ウイルスを常在菌みたいにする? 定期服薬
・実験室でmutation rateを上げる
 →環境中へ 危険な因子を速やかに排除 ←危ないのでは?
・別のウイルスをやっつける
・ウイルスをデザインしてしまう


●まとめ
主にウイルス療法の話題が盛り上がった。現在既に治験として試されていることもあるが、今後の課題はもともとある免疫系との兼ね合いだろう。

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