2014年12月9日火曜日

[MBC2014] 23章 専門化した組織, 幹細胞と組織の再生

担当:佐藤
参加:7名

概説:
23章は人体を構成する様々な組織でもいくつかの代表例を上げて組織の生成や細胞、その機能について述べられている。

議論点:
なぜ哺乳類は自己再生できないのか

○自己再生する生物
 ・トカゲ(ニホントカゲetc) 自切…脊椎骨は再生しない
 ・ヒトデ
 ・ホヤ
 ・タコ
 ・プラナリア(扁形動物)
 ・メキシコサラマンダー
 ・アカハライモリ
   →再生には何らかの水分が必要?

○自己再生の障害になるもの
 ・再生する時の「場所決め」
   人の手は大枠ができてから水かきが消えて手になっていく
   指だけ欠損した時、断面から先を指として再生できるのか?
   どのようにして判断するのか?
 ・身分か状態に戻ることでがん化の可能性が高まる
   →高等な生物ではがん化しやすいからできない?

○(自己)再生の技術
 ・皮膚の再生(幹細胞がないとダメ)
 ・指の再生(細胞外マトリックスの粉?)
 ・肝臓の高い再生能力(2/3を切除しても短い期間に元の大きさに再生する)

◇歯の再生について考えてみる
 現在:歯が折れた/欠けた → クラウン インプラント
 理想:歯が折れた/欠けた → 元通りに再生

 どうすれば再生できるだろうか?
  →断面を未分化細胞に戻してそこから再生させる?
 げっ歯類の前歯は伸び続ける
  →どこまで再生すればいいのか(伸び続けては困る)

 
まとめ
イモリの再生を考えた上でヒトでは自己再生できないのかを議論した。議論する中でイモリの自己再生機構の詳細がどうなっているのか疑問が出た。

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