2014年5月20日火曜日

[MBC2014] 2-2 : 細胞の行う触媒反応とエネルギー利用


担当:池野
参加者:9名

節の概要:細胞内で行われる化学反応と、それを触媒する酵素や運搬体について

議論点:現在の生物が持つ触媒反応は最適なのか(完成形なのか)
生物はより有利な形質を獲得する方へ進化するが、触媒反応はこれ以上改善の余地がないのだろうか


・RNAが触媒として機能しなくなった理由を、現在の触媒と比較して考察した
→RNAよりもタンパク質のほうが安定性があるためと考えられる

・特殊な触媒を持つ生物も存在する。

人間のアルコール耐性に関して
・一万年ほど前にアルコールに弱い遺伝子が登場し、将来的に固定されるのではないか
・ALDH2が何か生存に有利な働きをしているのではないか(病気を防ぐなど)
→貧血を起こしやすいがマラリア耐性のある遺伝子がアフリカでよく見られるのと同じ理由?

触媒能力が変化することで何が変わるか?
・触媒とは少し違うが、ヘモグロビンの能力が向上すれば低酸素状態でも生きられるかもしれない
・寿命が伸びる?

老化に関して
・老化は幹細胞の変異によるもの
→1つ1つの細胞の寿命を伸ばしたり、癌化を防ぐことで寿命をのばすことができるのではないか

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