2012年10月3日水曜日

MBCセミナー1-3: 真核生物の遺伝情報


担当:藤原
参加者:9名
節の概要:真核細胞の話から始まり、真核生物のゲノムやモデル生物、そしてその解析の難しさなどが述べられている。

議論した点:
・ミトコンドリアが細胞に吸収されたのはなぜか
大気が酸素に富むようになり、宿主(嫌気性)がミトコンドリア(好気性)を利用した
ミトコンドリアDNAでは変異が起こりやすいため、宿主DNAへ遺伝子が移った
エネルギーの供給と引き換えにミトコンドリアは宿主に機能を任せた


他の議論点:
ミトコンドリアはなぜ細胞外に排出されなかったのか
細胞内での分解の流れ
葉緑体をもつ動物は存在するか
ミトコンドリアとその宿主はどちらが先に発生したのか
トラフグのゲノムが小さいわけ
ショウジョウバエの特定の染色体が巨大なわけ
調節DNAの仕事の流れ


感想:
節の構成もそうでしたが、議論点がミトコンドリアに集中しました。
ミトコンドリアが独自のDNAをもつことを初めて知り、細胞単位での生物の進化や共生に興味がいっそう湧きました。


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